田舎の夜道にご用心・・・
今日は夜、気分が良かったので田舎を満喫すべく、自分が通っていた中学校(徒歩5分)まで散歩することにした。
日中は少し暖かくなりはじめたが夜は涼しく、スーパーの自動販売機には少しずつ虫が群がりはじめ、春の始まりを感じさせる。
田舎特有の夜間黄色点滅信号も今日は気にならない。
良い散歩だ。
中学校についた。
高校卒業時、中学時代クラスで一番人気の女の子から告白された時、この校門の前で振った。
大学に出るからとカッコつけて振ったのだ。
見事大学3年間は彼女もできなかった。
当時俺はなんてアホなことをしたんだという後悔をしみじみと思い出しながら帰路に就くことにした。
農業を始めてから人の田んぼがいまどうしてるか気になるようになった。
農業は答えなんてなく、農家一人ひとり考え方、タイミングもすべて違う。
人がいまどんなことをしているか勉強しようと思い、帰り道は少し遠回りだが田んぼの間を抜ける道から帰ることにした。
田んぼの間の道は虫が多い。
鼻の中に虫が入らないように注意していた時だ。
地面に吸い込まれる感覚とともに膝に走る激痛。
一瞬何が起きたのかわからない。
田舎の道を夜歩くとき気を付けること。
それは変態でもストーカーでもなく、
夜暗すぎることである。
私は愚かにも自分の目と、月あかりを過信し、鼻に虫が入らないようにボクサーのごとくよけながら歩いていた。
そう、まぬけにも田んぼのわきにある溝に片足だけ落ちたのである。
膝をすりむいた。
おろしたてのスニーカーもびしょ濡れだ。
さぁ、寝よう。。。
田舎の夜道にはご用心・・・
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