考察:田舎者がイモる原因(人見知り)
今日は田舎人特有のイモリについて、考察したいと思います。
イモるの意味は「怖気づくこと」「緊張しておどおどすること」となります。 「イモっぽい人」のような言葉のほうが実際にもよく使われていますが、イモるは「田舎者」「おどおどしている人」のことを指す「イモ(芋)」に、接尾語の「る」をつけて動詞にしたものです。 また、若者言葉として用いられることが多いですが関西弁でもあります。
(参照:意味解説ノート様 https://meaning.jp/posts/286 引用)
クセというか、田舎者で進学や就職を境に都会に出た若者連中は割と感じたことあるんじゃないかと思うのですが、
私が初めて感じたのは大学に進学し、ゼミに割り振られたときの初回自己紹介での場面。
私は田舎者なので人前で自己紹介するの苦手だなぁと思いながらテンプレ自己紹介を済まし、次の見るからに都会出身のやーつ(やはり都会出身だった)の自己紹介。
自己紹介中に小笑いを取りに行く姿勢(滑ってたけど)、なんか
都会人コミュ力高くね!?
ってことをひしひしと感じました。
なぜ私は人前で自己紹介をすることが苦手でやつらはすらすらと人前でしゃべれるのか、考えたところ一つの自分なりの結論を導き出しました。
俺って自己紹介何回したことあったっけ?
ってことでした。
そう、私のような田舎出身者は幼稚園卒園後、みな同じメンバーで小学校に入り、全員友達状態で小学校生活をスタート。(もちろん人数は少ないので学年1クラス、6年間同じクラス)
小学校卒業後、中学に入学するが田舎なので選べる中学はなく、必然的にみんな同じ中学校に進学する。
中学校は3つの小学校が1つにまとまるのだが、ほかの小学校たちは学年10人とか余裕で切るレベルなので、中学時代もほぼ小学校時代の同級生と学生生活を送ることになるのだ。
高校に進学し、他の中学連中とも合流し物心ついてから初めての友達作りに挑戦するわけだが、やはり田舎者、最初は同じ中学同士で仲間を形成するが、学校のイベントも相まって、時間をかけて仲良くなっていく。
そして大学進学、ゼミである。
いままでぬくぬくと知り合いばかりに囲まれた生活を送ってきた田舎者が、いきなり学部に知り合いもいない中に、放り込まれるのである。
いままで友達作りもしたことないのに、である!!!
そりゃ、イモるでしょ!!!!
片や、都会人は小学校も学年に何クラスもあり、中学もいくつか選択肢がある中から選び、ましてや高校も何クラスも有り何度も友達作りを続けてきた猛者である。
ふんどしに竹やりで戦車に立ち向かう
いや、
無課金ルーキーが廃課金者に挑むような
そんな戦いを18歳にして挑むことになるのである。
高校の同級生を見返すと大学進学を機に友達ができず大学をフェードアウトし、音信不通になっていった連中がうじゃうじゃいるのである。
戦友よアーメン。
私はありがたいことに、大学でも友達に恵まれたので楽しい学生生活を送れましたが、田舎者の逆アドバンテージがこんなところで出るか、と深く感じました。
なので私がもし結婚でき、子供が生まれたら、可愛い子には旅をさせよ精神で
いろんなアウェーな場所に子供を送り込みたい
と思います。
~Fin~